GDC & シリコンバレーツアー
9leapの優勝賞品として、GDC & シリコンバレーツアーに行って来ました。
9leapは年間を通して行われるゲームのコンテストで、去年の春頃から行われていました。僕は[twitter:@SakeRice]さんとチームで参加していて、投稿していたうちの1本が最優秀賞として選ばれたので、代表ということでツアー参加の権利を譲ってもらいました。
まず最初は成田からサンフランシスコへ向かう飛行機の中でハッカソンがありました。UEIでは恒例行事になっているらしく、今年は「日本」というテーマで到着までに5本ゲームを作ることになりました。結構準備していったつもりだったんですが、実際にはあたふたしてしまい、3本で時間切れになってしまいました。社員の方々はきっちり5本作った上にひとつひとつの出来も良くて流石でした。
初日はまずComputer History Museumという施設に連れて行ってもらいました。Computer History Museumはコンピュータ史の博物館で、手回しの計算機からスパコンまで歴史に残る様々なコンピュータが展示されていました。
プログラミング言語の樹形図
Google通り。アメリカでは道を作ったら勝手に名前をつけていいそうです。
会社の周りでゾロゾロしてたら怒られそうな雰囲気だったので外から眺めるだけにしておきました。
次はフィッシャーマンズワーフにあるMusee Mecaniqueに行きました。Musee Mecaniqueは機械を使ったエンタメの歴史が展示してあり、大昔のからくりが展示してあります。
古代のエロゲー。覗くとスライドショーが見れる。
機内ハッカソンの疲れもあり、その後の記憶が虚ろなまま初日が終わりました。
二日目もハッカソンから始まりました。今回は二時間で一本制作して9leapで一番評価が高かった人が優勝というルールです。午後からは街を散策しました。
iPadの自販機。しかも売り切れ。
iPadミュージシャン
オレオブレンダーブラスター。破滅的に甘い。
サンフランシスコの寿司。左からDragon, Kamikaze, Spider
三日目はシリコンバレーを回りました。
マクドナルド
人狼村からの脱出
鉄板焼き。海外では鉄板の前でシェフがパフォーマンスしてくれることが一般的なようです。
三日目からいよいよGDCに参加します。隣では新iPadの発表会が行われていました。
GDCではゲームデザインのセッションを中心に聞いていましたが、英語だとスライドを追いかけるのがやっとで、哲学的な話になるとお手上げ状態でした。聞いたセッションは大体こんな感じです。
[GDC 2012]「SimCity」のリードデザイナーが教える,ゲームデザインの基礎 - 4Gamer.net
[GDC 2012]歴史に埋もれたゲームから新たなアイデアが生まれる。「TRS-80」のタイトルを紹介するセッションに参加してみた - 4Gamer.net
『GRAVITY DAZE』のビジュアルの秘密に迫る!【GDC 2012】 - ファミ通.com
[GDC 2012]“一生忘れられない1本”を作り上げるコツとは。「スペースインベーダー インフィニティジーン」の石田氏が語る5つの方法 - 4Gamer.net
【GDC 2012】和田康宏氏が語る「牧場物語」誕生秘話 - GAME Watch
[GDC 2012]48時間で制作された驚愕のゲーム「Glitchhiker」は,誕生から6時間後に消滅していた - 4Gamer.net
セッション間の時間は9minute coding battleをやってました。これがとてもエキサイティングで、その場で乱入してくる人が現れるなど、今回一番楽しかったと言ってもいいくらいでした。
他にも多くの企業がブースを出していました。
ネコミミ
ヘリで遊ぶshi3zさん
こんな感じでした。実際にはもっともっとあれやこれやと楽しいイベントがあったんですが、いざ振り返ってみるとほとんど写真を撮っていませんでした。もっと詳しいレポートはそのうちwise9などにアップされるのではないかと思います。9leapは今年も続行らしいので、GDCツアーに参加してみたい方は是非挑戦して下さい。